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獨協埼玉中学校・高等学校

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校訓

開拓・創造・信愛
旧制都立第五中学校(現・小石川中等教育学校)の校訓「開拓・創作」を範として選定された。

校風・特色

蛙鳴祭(文化祭)・体育祭等の行事は、実行委員会の生徒が中心となり運営がなされている。

蛙鳴祭においては、2日目の一般公開終了後に行われる後夜祭(一般非公開)が盛大に行われる。有志バンド・ダンスチーム・コント・部活対抗ゲームなど生徒参加型のイベントが行われる体育祭は、競技の際はクラスTシャツを着用する等の伝統がある。3年生はこれに加えクラスオリジナルの被り物を作成する。この被り物を被り3年生の学年競技「ムカデリレー」を走る。

なお、東京の獨協中学・高等学校とは歴史的背景や獨協大学への進学数等において、同じ獨協学園の中学・高等学校であるが、その校風はまったく異なっている。

教育

中高一貫教育校ではあるが、高等学校からの募集もあり、外進生(高校からの入学生徒)と内進生(獨協埼玉中学校からの進学生徒)との比率は大体半々である。

高校1・2年次は外進生のみ、内進生のみのクラス編成となり分かれているが(一部選択授業は混合クラスにて実施)、3年次より希望進路を踏まえ、内進・外進混合クラスとなる。

獨協学園が当時の西洋文化の中心であるドイツ文化を取り入れるため獨逸学協会として設立したという歴史もあり、獨協埼玉高等学校ではドイツ語の授業が自由選択科目として学習することができる(もちろん卒業単位として加算される)。かつては、選択授業に教養的要素のある授業や高校レベルにとどまらない専門的な授業なども設置されていたが、受講生の減少やカリキュラム改新のために減少している。

また、自然を生かして私立学校としては異例の田植えの授業を行う(中学1年生のみ)。

進学状況は、東京大学の合格者は出ていないが、早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学の合格者は出ている。学校自体はMARCHへの合格者をより多く輩出することを目標としている。

沿革
1982年(昭和57年) - 共学化(設立当初は男子校)。
2001年(平成13年) - 中高一貫教育により更なる教育内容等の充実を図るため、獨協埼玉中学校を開校。
2004年(平成16年) - 初の中高一貫生が高等学校に進学。それに伴い24年ぶりに女子制服のデザインが改正された。
2005年(平成17年) - 創立25周年を迎えた。

施設

学校全体としては約80,000平方メートル。

野球グラウンド(左翼:95メートル、右翼:90メートル)、サッカー・ラグビー共用グラウンド、陸上競技グラウンド、テニスコート7面、屋外プール(25m9コース)を持つ。また室内体育館もバスケットコート二面を擁する第二体育館が2005年度に設置され(25周年記念事業)、第一体育館と合わせて2つ持つ。

普通教室にはロッカールームを完備しており(中学棟にはない)、廊下もゆとりをもってつくられている。しかし、東日本大震災の影響で、耐震基準が現行とは異なる時に建設された高校棟では、ほとんどの教室にひびが入るなどしたため、改築の声も多い。なお、中学棟は被害は出なかった。

年間行事
4月 - 入学式・始業式、1年生オリエンテーション(日光で2泊3日)、校外学習、体験入部期間(中・高の1年生のみ)
5月 - 第一回考査、林間学校、高校生徒会選挙、学年の日
6月 - 生徒総会、体育祭(高校)
7月 - 第二回考査
8月 - 海外語学研修(希望者)
9月 - 蛙鳴祭(文化祭)
10月 - 創立記念日、第三回考査、体育祭(中学)
11月 - 獨協大学推薦入試
12月 - 第四回考査、修学旅行(中学3年生のみ)
2月 - 中学生徒総会・選挙、マラソン大会
3月 - 第五回考査、合唱祭、卒業式

アクセス

東武伊勢崎線せんげん台駅西口より朝日バス獨協中学・高校行き(所要時間5分)または徒歩約20分。

主な卒業生
板倉俊之(インパルス) - お笑い芸人
桜木睦子 - 元タレント・グラビアアイドル



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