概要
1931年東京府渋谷町(現・渋谷区)に創立された財団法人帝京商業学校を前身とする。一流大学や医歯系学部への進学を目標とした少人数制による中高一貫教育を特徴としている。
建学の精神
帝京大学中学校高等学校の建学の精神は、努力をすべての基(もとい)とし、偏見を排し、幅広い知識を身につけ、国際的視野に立って判断できる人材を育成するである。
教育方針
中高一貫教育
中1・中2の段階では基礎学力の充実を図る。中3・高1の段階では「I類・II類クラス編成」を行い、生徒1人1人の理解に合わせた学習を行う。高2・高3の段階では「文理・進路別学習」という制度をとり、文系・理系に別れると共に、「東京大学・難関国立大学コース」・「国公立・早稲田大学・慶應義塾大学コース」・「私立大学コース」の3つに分かれる。
高校教育
高校からの入学も可能だが、募集人数は非常に少ない。この場合、高1は「I類クラス」にて将来東大等の難関国公立・早慶に入学できる学力を養成し、高2からは中高一貫教育課程と同様の教育体制がとられる。従って同一学校法人の帝京大学に内部進学する生徒は皆無である。
進学実績
2008年度卒業生118人(2009年3月卒業)の四年制大学への進学率は79.7%で、国公立大学合格数は30(浪人4)、慶應義塾大学21(浪人3)、早稲田大学48(浪人1)となっており、ここ数年では最も輝かしい進学実績となった。
沿革
1931年東京府渋谷町(現・渋谷区)に財団法人帝京商業学校として設立された。
年表
1931年 - 財団法人帝京商業学校として創立
1948年 - 帝京商業高等学校に名称変更
1961年 - 帝京商工高等学校に改称
1971年 - 東京都多摩市に移転し帝京大学高等学校に名称変更
1980年代 - 設置者が学校法人帝京大学になる
1983年 - 帝京大学中学校を設置し中高一貫教育校になる
1995年 - 東京都八王子市越野に移転、現校舎を設置
学校行事
4月
入学式・始業式
中1宿泊研修
5月
中1~3、高1~2校外学習
映画鑑賞会
6月
陸上競技会(中学)、球技大会(高校)
7月
中1林間学校
芸術鑑賞
映画鑑賞会
終業式
8月
各部合宿・大会
9月
合唱祭(中学)
10月
映画鑑賞会
11月
邂逅祭(文化祭)
12月
中2 ブリティッシュヒルズ語学研修旅行(2011年は京都・奈良)
中3 沖縄修学旅行
高1 ニュージーランド語学研修旅行(2011・2012年はオーストラリア)
高2 修学旅行(場所は様々 関西圏、台湾、韓国、シンガポールなど)
2月
マラソン大会(中学)
3月
映画鑑賞会
修了式・卒業式
学園祭
学園祭は「邂逅祭」と呼ばれ、10月下旬または11月上旬に2日間にかけて行われる。
生徒会活動・部活動
生徒会
生徒会、委員会活動は2000年度頃より生徒主体となった。 生徒主体となったばかりであるため、円滑に活動が行われない部分も見受けられる。基本的に中学校・高等学校で合同で活動を行う。
一方でクラブ活動は、「部」と「同好会」の二種が設けられており、部員数や活動日数・指導顧問の状況などにより、「部」と「同好会」の区別が図られている。その他に、正式なクラブとして認められる前段階にあるクラブである「準同好会」が設定されている。「準同好会」は半年以上活動し、実績や意義があると認められた場合に正式クラブへ昇格する。また、クラブ活動に際しての注意事項とし「クラブ活動規約」が2004年度から施行された。このクラブ活動規約に基づき、クラブ活動の取りまとめは各クラブの部長(会長)によって構成されるクラブ委員会が行っている。「運動系クラブ(部・同好会問わず)」同士でなければ、兼部も認められている。なお、一部のクラブを除き、中学校・高等学校合同で活動を行う。
中学生徒会執行部
高校生徒会執行部
学級委員会
環境委員会
視聴覚委員会
選挙管理委員会
図書委員会
文化祭実行委員会
保健委員会
体育大会実行委員会(高校のみの設置)
運動部
剣道部
卓球部
テニス部
ボクシング部
陸上部
サッカー部
中国拳法部
バスケットボール部
野球部
文化部
映画研究部
合唱部
社会研究部
天文気象部
美術部
演劇部
コンピュータ科学部
吹奏楽部
南米音楽部
マジック部
同好会
茶道同好会
写真同好会
書道同好会
バドミントン同好会
文芸同好会
社会福祉同好会
将棋同好会
数楽(学)研究同好会
バレーボール同好会
木工同好会
交通アクセス
京王電鉄相模原線京王堀之内駅より徒歩20分。
京王バス南 帝京大学中高校正門より徒歩0分[1]
京王バス南 帝京大学中高校停留所より徒歩3分
京王バス南 帝京大学中高校北停留所より徒歩3分
京王バス南 由木中央小学校停留所より徒歩12分