概要
校訓は、「正・浄・和」。
モットーは、Be your best and truest self.(最善のあなたでありなさい。そして、最も真実なあなたでありなさい。)
明の星学園開設30周年を迎えた1967年、生徒・教職員ともに10数名という規模で、高校開校。(当時はまだ武蔵野線が開通しておらず受験生が少なかったが、入学定員を埋めるために合格点を下げることをせず、敢えて学校側の合格基準点に達した生徒だけを合格としたことが理由。)
このような教育に対する真摯な姿勢が年を追うごとに地域社会に認められ、女子教育を担う高等学校として確固たる地位を築いていった。
開校40周年が近づいた2003年に中学校開校(中学入学1期生は高校40期生)。
現在では首都圏の中学受験最難関校の一角を占める。
現在、高等学校の入学試験は実施していない。
隣接地には、同じく明の星学園が運営する「浦和明の星幼稚園」がある。
沿革
1934年 - カナダに本部のある聖母被昇天修道会(S.A.S.V)より修道女5名が来日。
1937年 - 青森市に青森技芸学院(現:青森明の星高等学校)を開校。
1967年 - 浦和市(現:さいたま市緑区)に浦和明の星女子高等学校を開校。
2003年 - 浦和明の星女子中学校開校。
2006年 - 開校40周年。40期生(中学1期生)高校進学。中学4学級化開始。
2009年 - 40期生(中学1期生)卒業、高校4学級化開始。
2011年 - 42期生(中学3期生)卒業、4学級化完了(中高全24学級)。
特長
カトリックミッションスクール
進学率はほぼ100%で、例年ほぼ全員が4年制以上の大学・大学校に進学。
1950年から2009年までの東京大学合格者は18名となっている。旧浦和市地域には浦和高校など、東京大学合格者を出す高校が多い。
2014年度は国公立大学に50名が合格し、うち東京大学合格者は4名。慶應義塾大学には39名、早稲田大学には61名が合格するなど、難関校合格の実績を伸ばしている。
体育系、文化系の各種部活動も盛んで、様々な大会で優秀な成績を収めている。
宝塚部といった女子校ならではの部活も存在し、文化祭では毎年「(明の星版)宝塚歌劇」を上演して好評を博している。
出身者
小島奈津子(フリーアナウンサー)
栗原由佳(フリーキャスター/2007年度ワールドシリーズ優勝チームボストン・レッドソックス・岡島秀樹の妻)
新南田ゆり(ソプラノ歌手)
藤村伊勢(アナウンサー)
荒舩美栄(アナウンサー)
灯奈美(元宝塚歌劇団 / 雪組所属のタカラジェンヌ)
上原由記音(ピアニスト / スペインの楽曲を中心とした演奏で高く評価されている)
SAORI(モデル)
アクセス
JR武蔵野線東浦和駅より徒歩8分。