概要
全校生徒数は1学年10クラスの約900名である。平成24年度に入学した34期生は18クラス700人という大規模な人数になっている。
教育方針として礼儀を重んじる厳しい指導を行っており、生徒が物品の納入業者であっても来校者には必ず声をかけて挨拶をする風土が醸成されている。
国際教育が特色の1つで、ネイティブ教員によるコミュニケーションの授業や英語圏への約一週間の修学旅行をはじめ、英語スピーチコンテスト、海外語学研修・短期交換留学・長期留学・長期交換留学による海外研修や留学生の受け入れ、長期休暇を使ってのホームステイなど行っている。
また部活動も盛んで多くの団体が全国大会や関東大会に出場し、記録を残している。特にバスケットボール部や剣道部などは全国的にその実力が知られている。 2014年サッカー部が全国大会出場を決めた。
学校法人昌平学園に移管後は、特別進学コースを設け大学受験に力を入れるようになった。そのため大学進学率も伸びている。 電光掲示板が廊下に設置してあったり、廊下の広さが一般的な学校の2倍以上あるなど、学校にしては珍しい校舎のつくりをしている。
沿革
1979年 - 学校法人福田学園(現:学校法人純真学園)により東和大学附属昌平高等学校が開校。
1980年 - 校歌制定。
1997年 - 制服変更。
2007年 - 学校法人昌平学園に無償移管、これに伴い校名を昌平高等学校とする、制服変更。
2010年 - 昌平中学校設置。
設置課程
全日制普通科 特別進学コース (T特選クラス・特選クラス・特進クラス)
標準進学コース (選抜アスリートクラス・選抜クラス・総合進学クラス)
中学校
行事
体育祭
剣道大会
文化祭(昌平祭)
球技大会
マラソン大会
修学旅行(2年)
校外学習
クラブ活動
剣道部やバスケットボール部は全国大会や関東大会出場の実績がある。サッカー部は元青森山田中学監督の藤島崇之を招聘して強化が進められ、2013年の高校選手権予選ではべスト4進出。2014年の新人戦では初優勝、同年の高校選手権予選では初優勝を成し遂げ、全国大会出場を決めた。また、プリンスリーグ関東・参入決定戦で勝利し、2015年度からの同リーグへの参入を決めた。ラグビー部は2014年の全国高校大会予選で初の決勝進出を果たした。また、県内では珍しいボウリング部がある。
運動部
野球部
硬式テニス部
陸上競技部
サッカー部
スキー部
チアリーディング部
バドミントン部
ラグビー部
駅伝部
バレーボール部
体操競技部
水泳部
ソフトテニス部
卓球部
柔道部
山岳部
女子サッカー同好会
ゲートボール部
剣道部(男女)
バスケットボール部(男女)
ボウリング部
文化部
吹奏楽部
茶道部
合唱部
写真部
菓子研究部
ESS部
華道部
美術部
鉄道研究部
軽音楽部
パソコン部
演劇部
自然科学研究部
漫画部
凧研究部
書道部
フォークギター部
手話サークル
鉄道研究同好会(中学生のみ)
著名な卒業生
5代目三遊亭春馬(落語家)
佐藤剛(ラグビー選手、三洋電機ワイルドナイツ所属)
富田卓弥(バスケットボール選手、東芝ブレイブサンダース所属)
斉藤誠司(プロサッカー選手)
備考
同校校歌は第2代学校法人福田学園(現:学校法人純真学園)理事長福田敏南による作詞、作曲家赤石敏夫による作曲で、歌詞は3番まである。ただし、同校の慣習により公式行事等においては実際に歌われるのは1番の歌詞のみである。
地元地域を意識した文化事業として『杉戸昌平寄席』という出張寄席を主宰しており、卒業生である5代目三遊亭春馬の協力のもと定期的に杉戸町内の多目的ホールにおいて開催される。教職員による杉戸昌平寄席実行委員会が運営にあたっている。
同校の卒業生全員ならびに退職した教職員全員で構成される組織として昌平高等学校同窓会がある。同会は同高等学校内に事務局を設置しており、教職員が本来の業務の傍ら、同窓会の業務にあたる。また、同窓会名簿を作成しており、学校の公式ホームページ内で住所変更等の登録を受け付けている。
交通
東武日光線杉戸高野台駅西口より徒歩で30分、朝日自動車による路線バスで10分
JR東日本宇都宮線、東武伊勢崎線久喜駅東口より朝日自動車バス